お知らせ

新ウェブサイトで記事の配信を始めます!

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独自サイトで調査報道を継続 1000本超の過去記事も収録

相次ぐブログ閉鎖や不快な広告で移行を決断

新たなウェブサイトとして記事を配信をする屋久島ポスト(左)と鹿児島ポストのトップページ

市民メディア「屋久島ポスト」と「鹿児島ポスト」は、2025年12月4日から新しいウェブサイトで記事の配信を始めます。それに伴い、これまで続けてきたライブドアブログでの新たな記事の配信を終了し、過去記事の掲載のみを継続。一方、新しいウェブサイトでは、新着記事に加えて、創刊から約4年間に配信した1000本を超える全記事も読めるように収録します。

無料で簡単なブログ、市民メディアには有効

2021年11月に創刊した屋久島ポストは、市民がマスコミの報道機関を頼ることなく、自分たちの力で行政監視の調査報道をするモデルケースになることをめざしてきました。誰もが簡単かつ無料で記事を配信するには、インターネット関連会社が運営するブログはとても有効なプラットフォームです。それゆえに屋久島ポストは、あえて無料で簡単に利用できるブログで報道を続けてきました。

しかし、ここ数年で複数のブログサービスが閉鎖されており、残された既存のサービスも、いつ終了するかわからない状況です。さらには、一方的に運営会社側から配信される各種の広告が急増しており、そのなかには読者を不快にさせるものも数多くあります。そのため、読者への情報提供を安定的かつ快適に続けるためには、独自のウェブサイトを運営する必要があるという考えに至りました。

「ニュース砂漠」で地道な取材を継続

マスコミの報道機関、なかでも新聞各社は発行部数の急減で苦境に立たされ、全国各地には報道による監視の目が届かない「ニュース砂漠」が広がっています。ここ屋久島でも、鹿児島県の地元紙である南日本新聞が屋久島支局を閉鎖し、屋久島町政を身近に取材するマスコミの駐在記者はいなくなってしまいました。また、全国紙も鹿児島から多くの記者を撤退させており、屋久島をはじめとした離島や本土の小さな地域社会を取材する余裕はなくなっています。

このような状況のなかで、屋久島ポストと鹿児島ポストは、マスコミが報道しきれない問題を地道に取材し、市民の皆さまの知る権利に応えていくつもりです。また、地域社会の情報をマスコミの報道機関にも届けて、より良い社会の実現に努めていきます。

屋久島ポスト/鹿児島ポスト
共同代表・鹿島幹男 武田剛

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